多くの人は、自分の好きなこと、苦手なことを考えて就職先を選んでいる。
たとえば「人と話すのが好き」ならば接客業や営業職を探すし、逆に「じっと机についているのが好き」ならば、営業職は避けて事務職等を探すだろう。
確かに「好き・苦手」という視点は必要だが、そのような探し方ばかりでは職業の幅を自分から狭めてしまうことになりかねない。
健康上の問題で無理な場合は仕方ないが、先入観で「こんな仕事、自分には無理だ」と思い込んではいけない。
そこで、おすすめなのが第三者の目を通した適性発見である。
まず、就職支援サイトなどで行われている適性テストを受け、その結果に真剣に向き合ってみると良い。
テストを受けても、結果と自分の思いが大きく違うと「あまり当たらないなあ」程度で流してしまう人も多いが、テスト結果に添えられたコメントを真剣に読んでみると、何らかの発見があるはずだ。
学生なら、学校の就職担当のスタッフとの面談で、自分の適性について相談してみるのが良いだろう。
たくさんの学生の就職を支援してきた職員には、見る目があることが多い。
どこかの会社や職種を提示されたとき、すぐに判断せず、スタッフの言うことをとりあえず最後まで聞いてみるべきだ。
他には、「転職エージェント」を利用するのも良い方法だ。
これは就職に関するプロが直接面談してアドバイスをくれるサービスである。
基本的に無料で利用できるので、気軽の登録できるメリットを活用しない手はないだろう。
会社の内情にも詳しいことが多く、書類の書き方や面接の指導をしてくれることもあるのだ。
就職先を探す時は、職種や会社を最初から絞り込みすぎない方が良い。
頭を柔らかくして、就職に臨みたいものである。
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